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2014/08/10

北ア笠ヶ岳へ(3)双六小屋から新穂高温泉へ

      <アカトンボの雨宿り>
20140725dsc00081b 8月25日朝5時、外は進退を惑わせる雨模様、大陸に向かった台風が、梅雨前線の残滓を刺激している、それも午後は消えるだろう?と。
 小屋の入り口を出たり入ったり、雲ノ平に向かって一歩を踏み出す。今度は膝の痛みが気になる。結局諦めて下山開始。





                                 <北アの妖精の踊り>
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                               昨年は黒部五郎から来てここで笠が岳を諦めた。双六小屋は槍ヶ岳への分岐でもあり北アの要衝、それだけにいつも進退を悩ませる場所でもある。

          <クロユリ>
20140725dsc00064b 下ると決めたらここは花の宝庫被写体に困ることはない。初おろしのミラーレス一眼を、雨に濡れないようにしっかり抱えながら歩く。
 赤トンボが雨に濡れている、晴れて翅が乾くのをじっと待っているひっそりと穏やかに。 
 
 

                              <ミヤマキンポウゲ>
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 5年くらい前だろうか、薬師沢から雲ノ平への苦闘2時間、急登を登り切ったところで初めて見つけた花、「北アの妖精」、僕が勝手につけた名前だが、正式にはオオヒョウタンボクというのだそうだ。ここでも敗退する僕を妖精が二人ダンスを踊って慰めてくれている。雲ノ平を諦めた今日、ここで出会うとは。この花、秋には赤い実二つが繫がっ実る。偕老同穴というには美しすぎる。比翼連理が似つかわしい。    

         <チングルマ>
20140725dsc00077b チングルマだろうか?崖下の雪田のほうを向いていて後ろ姿しか捉えられなかったが、露に覆われ幻想的だ。

                              
     <ヒメシャクナゲ>
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ヒメシャクナゲの蕾も数日を経ず咲き誇るのだろうか。
 大きな濃緑の葉に純白の小さな花 サンカヨウ、純白ではあるが、透き通るような透明感がある。霧に濡れている風情が美しさを際立たせてくれる。
 

      <サンカヨウ>
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  サンカヨウの妖しさを漂わせた美、タカネバラは成熟した貴婦人とでも呼ぶのだろうか。

                                                          
                                   <タカネバラ>

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 やっと晴れ間が見える。昨日雷鳥と戯れた秩父平の残雪が融けて流れ下ってきた秩父沢にいる。
 いつもここで、全身の汗を拭う、雪解けの冷水に全身が引き締まる。振り返ると穂高の岩壁に白雲が絡みついている。

<白絹の絡まる穂高の稜線>
20140725dsc00134b稜線の向こう上高地側は晴れているのだろうか?こんな思いとともに、まもなく2泊3日の山旅が終わる。
 新穂高温泉で、平湯行きのバスを待つ間、日帰り温泉奥飛騨の湯に浸かって汗を流す。今年は内湯も露天風呂も湯温がちょっと高い、店主に一言、毎年のように入っていると湯加減もわかっている。店主曰く「すみません。設定を間違えていました。源泉掛け流しのはずなのにとちょっと不思議。余計なことだ、バスに乗りこくれる。
 

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