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2014/10/20

晩秋の谷川岳(1)谷川岳山頂

<天神尾根の晩秋>
20141017dsc00260b2014年10月17日久しぶりの山歩き、晩秋の谷川岳を選んだ。一日目は生憎の雨、肩の小屋が近づくに連れ雪に変わった。雪と強風の中肩の小屋に着く。まだ12:30分、小屋の中は悪天候を避ける登山者で溢れている。

                                <肩の小屋から夜明け前の土合の街>
20141018dsc00264b 帰るあてのない身、しばし温かいココアを啜りながら窓に寄り添って文庫本を開くことに。今回は阿満利麿著「歎異抄」親鸞の教えを先鋭的に伝えてくれている衝撃の書、それだけに極めて危険な書でもある。                     

<トマノ耳のご来光>
20141018dsc00273bこの谷川岳の頂きの眺望に似ている。ロープウェイで上がってくれば、山頂までたった2時間半往復4時間でこの風景に出逢える。ただしこの肩の小屋に一泊留まらなければならないのだが。

                                 <トマノ耳からご来光>
20141018dsc00287b 今日の宿泊者は12名ほど。95%の登山者は日帰りするので、この風景に出逢えないのだ。明け方小屋の外に出ると、昨夜の強風と雨はおさまり、満天の星空、眼下に土合から水上の街の明かりがひっくり返した宝石箱のようだ。

<輝く万太郎尾根>
20141018dsc00296b5時の朝食は素早くすませて、ご来光を仰ぎに山頂へ急ぐ。不思議に宿泊者は一人も登ってこない、たった10分の距離なのに。日光白根山あたりだろうか、神々しく輝いている。
 この光景にいとも易易と出逢えてしまうのが、谷川岳の有り難いところだ。

                                     <双耳峰オキノ耳>
20141018dsc00308b 
 易々一泊留まるだだけ、それだけにこれが山歩きだと勘違いすると、また危険なのだ。そこが歎異鈔に似ている。持参のものは著者阿満利麿の深い親鸞思想の領解の下の解説という導きがあるので、仏教書として、人生の指南書として読める。
 6:15分山頂の景色に名残を惜しみつつ、双耳峰のもう一つオキノ耳へ向かって今日の縦走路へ踏み込む。オキノ耳の青空が今日一日の好天を保証してくれている。
 

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コメント

神戸常雄さん
書き込みありがとうございます。
今回も天神平で熊が出ているから気をつけるようにと注意を受けました。近年登山者との遭遇が多くなっているようです。一人歩きですので、そろそろ鈴をつけてあるこうかと思ったりしています。鈴を鳴らして歩くのは性に合わないのですが。(笑)
 蓬峠付近の山腹はスキーの得意な方には、絶好の山スキーを楽しめますね。僕はひたすら歩くのみ、不器用で神戸常雄さんのように格好良くありません。(笑)
 今夏北アで膝、足首を痛めて、医師からは老化現象だから治らないと冷たい一言。一日の行程を少し短くしてあと4年、せめて75歳まで歩きたいと念じているこの頃です。

投稿: 明賀義輝→神戸常雄さんへ | 2014/10/22 19:02

春も良いですが、秋の谷川岳は趣きがあって、深い印象がありますね。かなり以前ですが、知人が率いていた三越山岳部が湯檜曽川へ下る踏跡路で熊と正面遭遇。両者とも驚いて部員1名が熊の上に落ちてしまい、熊も驚いて部員の掌を噛んで逃げたことがありました。生き物も多い地域なのでしょう。また、蓬峠も積雪期にSkiで往復しましたが、それは実に快適なTourでした。明賀さんの山でのご多幸を、今後も心から祈りあげます。以上

投稿: 神戸常雄 | 2014/10/21 10:29

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