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2015/01/07

<個人(家庭)の貸借対照表(B/S)>BST講座の皆様へ

<資金の循環と複式簿記の原理>
Photo  年に一度、大掃除が終わったら、家庭の資産・負債&資本を整理してB/Sを作ってみませんか?
 講座に参加していただいている皆さんは決算の都度、B/Sの重要性性を味わっておられると思います。僕が長年使っている個人のB/S(エクセル表)を差し上げます。メッセージにメールアドレスをご一報ください。マニアルが有るわけではありませんので、試行錯誤、疑問質問はこのコミュニティや直接メールでキャチボールしましょう。
 

 B/Sは毎々お話している試算表4つの象限の資金循環の上半分です。講座では毎々経営というテーマは、企業経営だけでなく、個人の人生も家庭も国家も、4つのKすべてに通じるものだと申し上げています。講座では企業経営の疑似体験ですから複式簿記の原理に従って決算をしています。
 12月24日日経新聞朝刊で「来年こそ気楽に家計簿」のタイトルで特集が掲載されています。このような家計簿論の多くは四つの象限の第Ⅲ象限について詳しく書かれています。日経の今回の特集も同様です。これは死亡診断書のごく一部の読み方を詳細に教えているにす...ぎません。
 企業会計でも損益計算書(第Ⅲ、第Ⅳ)にライトが当たりがちですが、損益計算書(P/L)はすべては過去の記録です。例えば3月末日決算の会社、3月31日23時59分59秒に決算書を開くと第Ⅲ、Ⅳ象限には一年間の費用と収益が記載されており、第Ⅰ、Ⅱ象限にはその瞬間の残高が記載されています。一秒後の4月1日00時00分00秒に決算書を開くと第Ⅲ、第Ⅳ象限はすべてゼロ、赤字も黒字もすべてです。ところが第Ⅰ第Ⅱ象限にはまったく同じ残高が記載されています。赤字は赤字のまま繰り越されていきます。ですから第Ⅰ第Ⅱ象限の残高こそ、“今ここ”の唯一実在なのです。哲学者西田幾多郎は「“今ここ”の一瞬の現在に「過去の残滓と未来の萌芽がある」といっています。第Ⅰ第Ⅱ象限が唯一実在、とても大事なのです。ここを貸借対照表(B/S)といいます。
 ということで冒頭に書いたように一念発起して年に一度でいいので、年末に第Ⅰ象限の負債・資本、第Ⅱ象限の資産を棚卸しして整理してください。10年と言いたいところですが、5年続けたらきっといいことが起こりますよ。そうそう日経新聞の特集にあるような家計簿のあり方、第Ⅲ象限は一言「腹八分」です。

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