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2015/08/05

北ア裏銀座を歩く(第二日)ブルームーンの雲ノ平へ

        <三ッ岳から御来光>
20150731dsc012063b_27月31日4:00烏帽子小屋を立つ、昨日さぼった3.5時間は今日の予定に重なってくる。長い一日になりそうだ。
  







                                                                        
                          

                                                                   <針ノ木岳を背に烏帽子岳>
20150731dsc01210b_2 小一時間歩くと三ッ岳山頂に着く。朝日が昇ってくる、厳かな一瞬だ。              
 振り返れば烏帽子岳、その後ろに針ノ木岳が霞んでいる。


                      

    <タカネツメクサ>
20150731dsc01212b朝日が昇りはじめると夜露に濡れた岩、草々花々が玉手箱を開けたように輝き始める。しばし路傍の岩に腰を下ろし恍惚のひとと時を味わう。
 コマクサが砂礫の斜面に点在している。峰々と対照的に小さいところ、このヂギャップもまた可憐さを増幅するのだろう。                        
                                                       

                                              <稜線のコマクサ>
20150731dsc01218b 
 烏帽子小屋から三ッ岳の稜線はコマクサの盛り。

<鷲羽から槍ヶ岳へ裏銀座の稜線>
20150731dsc01242b 
 

 縦走の楽しみは過去も水来も一望なのだ。昨日立った峰、明日立つであろう峰が“今ここ”の足元で繋がっている。
 その上この稜線は12年前烏帽子岳、野口五郎岳と赤いチャンチャンコの写真を取りながら歩いたところだ。三脚立てて、赤いずきんとチャンチャンコちょっと気恥ずかしかったのを思い出す。
                                                    
                                                 
                                   

    <ハクサンイチゲ>
                      20150731dsc01249b

この裏銀座は6年後は無理だろうから、この風景も見納め、しっかり焼き付けて歩こう。
 

    <稜線のコマクサ>
20150731dsc012151b
岩苔乗越から祖父岳が遠い。既に14:00を回っている、昨日ノルマを果たしておけば、もう雲ノ平山荘へ着いている時間だ。そういえば同宿の二人は水晶小屋に泊まると言っていた。のんびりなはずだ。(苦笑)


                              <祖父岳山頂のチングルマ> 
                          201500731
                                                                     今年は昨年より花々が一週間位早いようだ。チングルマも花を終えて、すでに老いの姿を輝かせている。花を終えた姿を稚児車とは、名付け親は哲学者なのか(微苦笑)
 この花の姿を見るたびに己の老中生活もかくありたいとつくづく思う。

<雲ノ平にブルームーンが昇る>
20150731dsc01261b 16:00雲ノ平山荘へ着く、。宿泊者名簿に記帳する前にまず缶ジュースを一本飲み干して一息。今日も布団一枚に寝ることができるという、有り難い。
 小屋の夕食を済ませ、ザックの整理を終える頃、満月がスーと昇ってくる。今夜はブルームーンだ。
 雲ノ平でブルームーン一夜を過ごす機会に出遇うとは、二度と無い機会だ。


                                 

  
          <ブルームーンの雲ノ平山荘>
                                                         201500801
 午前2時もう寝てはいられない。三脚を担ぎ外へ出る。小屋の外は緑の絨毯が月明かりに輝いている。
 雲ノ平を見下ろす祖母岳中腹まで登って大きな平らな岩に寝転がって星空を見上げる。胡座をかいて山荘を見下ろす、ブルームーンに輝く雲ノ平を独り占め。
三脚、カメラを新しくしたため、うまくシャッターを押せない、千載一遇の好機も、己れのぎ術が伴わないのは極めて残念、とはいえ小屋の朝食5:00まで月明かりの雲ノ平を興奮気味に徘徊し堪能した。

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