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2015/10/04

南ア白峰三山縦走(2)農鳥小屋へ

<櫛形山の黎明>
20150930dsc01478b9月30日4:30分玄関に用意された熱いお茶を一杯啜って御池小屋をでる。有り難い「おもてなし」の一杯だ。
 ヘッドランプを頼りに草すべりを登ること1時間、櫛形山の空が赤く染まり始める

                           


                               <夜叉神峠からの御来光>
20150930dsc01499b
 櫛形山と鳳凰三山の尾根の交わる、夜叉神峠から朝日が昇ってくる。いつどこで遥拝しても、昇る太陽は神々しく又美しい。
 7:00小太郎尾根の稜線に出る、風が激しく吹いている。ここから肩の小屋まで30分、北岳山頂へはさらに小一時間の距離だ。
 肩の小屋でホットココアを頂き、御池小屋の弁当で朝食を済ます。

<北岳山頂から甲斐駒ケ岳>
20150930dsc015178:30分北岳山頂に着く。標高3,193㍍日本第二の高峰、登ってきた小太郎尾根の先に甲斐駒ケ岳が聳えている。深田久弥終焉の地茅ヶ岳もどっしりと大きく構えている。独立峰のせいか、深田久弥の想いも宿っているのだろうか、標高は低いのに目立っている。

                            <北岳第二峰ごしに富士山>                        
20150930dsc01514b 北岳第二峰の奥に富士山がある。どこから見ても均整の取れていて美しい。やはり、僕にとっては見る山であって登る山ではないと改めて思う。
 塩見岳から南アルプスの奥の奥、近くは仙丈ヶ岳、中央アルプスの千畳敷、

<農鳥小屋から農鳥岳稜線>
20150930dsc01553b遠くは北アルプス槍穂から後立山連峰、奥秩父連山と360度の大展望だ。気のせいか、峰々に歩いている自分の姿が見えるきっと過去の己れに違いない。
 9:30分山頂の展望を惜しみながら次のピーク間ノ岳を目指す。間ノ岳は標高3,183㍍北岳に次ぐ第三の高峰だ。

                            <農鳥小屋から富士山>                     20150930dsc01559b

白峰三山とは北岳・間ノ岳・農鳥岳を指す。近頃、間ノ岳で戻ってしまう登山者が圧倒的だ。これでは白峰二山だ。三山縦走して初めて、この山域の魅力を味わえるのだが、百名山という目標を設定して、その目標が目的化してしまったのか二山で戻ってしまうのだ。
 深田久弥もこれほど己の選んだ100山が人気になるとは思わなかったのだろうが、罪作りな人だ。間ノ岳はその名の通り北岳と農鳥岳の間にある、間ノ岳を外して農鳥岳を百名山に書いて置いてくれたら、多くの人が三山縦走をするに違いない。中継地の農鳥小屋も奈良田も、今とは違った姿になったのではないだろうか。
 15:00農鳥小屋に着く。今日は正面には富士山、右手には農鳥岳の稜線と巻雲が美しい、美しいと見惚れているが、明日の天候異変の兆しでもある。今夜の農鳥小屋の宿泊者は鳥取から来たという二人と計3名のみだ。

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