立山三山縦走(1)室堂→龍王岳→一の越山荘
<龍王岳から立山三山>標高2,872㍍龍王岳の山頂から明日の縦走路にきっちりと区切られた、空が雲が美しい。
一の越山荘に宿泊する人々が登山道に座り込んみ固唾を呑んで西の空を見つめている。刻々と雲の色空の色そして山肌は黒一色に染まっていく。
奥大日岳の奥、雲海が日本海に向かって広がっている、雲海の下は富山平野だ。室堂平にみくりが池、みどりが池が白く光っている。闇に光る物の怪の眼にようにも見える。
<笠ヶ岳暮情>
龍王岳の肩越しに、赤い空に独立峰の笠ヶ岳が屹立している。孤高の山らしい佇まい。
<野口五郎岳・槍ヶ岳>
一の越山荘からは烏帽子岳から野口五郎、鷲羽と続く裏銀座の稜線が一望だ。その先白絹を纏った槍ヶ岳へ続いていく。昨夏喘ぎながら歩いた姿が見える。
<立山の夕暮れ> 日の落ちるに従って様々に変化する空、太陽も落ち足元も暗くなり始めた、食堂に戻って、缶ビールに柿ピーで寝酒としよう。明日の朝は早い。
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