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2020/04/06

<ポスト・コロナの教科書は「子曰く、苛政は『新型コロナ』より猛なり」と書き換えられるのでしょうか>

<ポスト・コロナの教科書では「子曰く、苛政は『新型コロナ』より猛なり」と書き換えられるのでしょうか>
中学生の頃か、高校生の頃だったか、いつ習ったのだろうか、「苛政猛於虎也」を。いつの頃だったか記憶には無いが、老人になると身体が覚えています。教科書検定に文科省が介入している今日の学校教育でも教えているのでしょうか。
 「苛政」とは「何だ?」、何故、苛政は人食い虎より“猛”なのか。担任の先生は具体的な事例を教えることができるのでしょうか。ポストコロナの学校では、安倍政権の新型コロナ対策を事例として講じることになるのでしょうか。文科省が検閲するでしょうから、出版社は事前に忖度してしまうのでしょうね。
  安倍政権は2枚のマスクを5千万世帯に送付すると決めたそうです。2枚のマスクのコストは別としても、それを日本郵便が届けるという。その委託料、一件100円でも50億円位にはなるでしょう。孤独な老人に詐欺まがいに保険を売りつけ、それが発覚して苦境にある日本郵政Gに税金(未来の消費税)を投入するのだそうです。
 多くの国民がこの政策に憤慨しているようですが、安倍政権は、「してやったり」とほくそ笑んでいるのではないでしょうか。目的は税金投入にあるのですから、政策はそのための手段、目くらまし、稚拙であればあるほど、国民の批判が政策の稚拙さに目を奪われるのですから、そのほうが都合がいいのではないでしょうか。偏差値の高い政治家、官僚たちがその政策の稚拙さを分からないはずはないと思うのです。
 小池都知事も記者会見で「病院のベッドを開けるために無症状・軽症患者を地方自治体の施設及び民間施設へ移すことを決めた」と公表しました。ところがその日の内にアパホテルの女性経営者がテレビのニュースに「役に立ってうれしい」と誇らしげに顔を出しています。これから長期かつ万を超える病床数に税金を投入するのですから、できるだけコストのかからない地方自治体の施設が最優先ではないのでしょうか。  
 インバウンドが長期に続くのを当て込んで過剰とも思えるホテル建設を続けてきた企業に、どさくさに紛れて税金投入するのです。ここでも目的は国民の税金。そういえば築地市場の豊洲移転も、豊洲の土地開発の問題も闇の中です。
 この一ヵ月すでに自粛、自粛で売上急減の中小零細企業、派遣切りで職と一緒に住まいまで失う労働者等々、苦境に喘ぐ人々を救済する政策はいっこうに出てきません。孔子がこの日本列島の惨状をみたら、きっと「苛政は『新型コロナ』より猛なり」と記すに違いありません。経済という語の元は中国由来の「経世済民」だったはず、いつの間にか「済民」は忘れられてしまいましたね。

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