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  • 梅原猛[編]: 「脳死」と臓器移植--朝日文庫
    編者の梅原猛さんは、脳死臨調の委員の委嘱を受けた折、臨調の報告書には少数意見を併記することを条件に、引き受けたそうです。なるほど、行動する哲学者の”死中に活”とはこういうことをいうのではないかと、敬服した次第です。  「脳死を人の死」として法制化する目的は、人の死亡時刻を早めドナーを増やして、臓器移植を促進しようと考えていた、臓器移植推進派の脳死臨調の方向に哲学的視点からブレーキをかけました。「脳死の法制化」を止め、”菩薩行”という視点から、臓器提供する本人の生前の意思を確認し、遺族がそれを認めた場合のみ脳死を死と認めるという形で、1997年の臓器移植法に盛り込まれました。  「人間の生と死」なかんずく「己の生と死」の意味を再考するためにも、お奨めの一冊です。
  • 岩井克人: 貨幣論-ちくま学芸文庫
    アメリカの貿易赤字と財政赤字、いわゆる双子の赤字は1960年代から恒常的に的に続いてきました。いつアメリカ発の大恐慌が再来するのか、経済雑誌は折に触れて特集を組んできました。その危機をアメリカはニクソンショックとプラザ合意と、二回大きな手を打って、巧みに回避してきました。そのたびにドル安という徳政令で、日本は対アメリカの米ドル資産を棒引きにされてきたのです。 そして今も双子の赤字は続いています。 どうしてアメリカは破綻しないのでしょうか? なぜ純粋な紙切れで無価値のはずの米ドルを世界中の人々が受け取るのでしょうか? アメリカは破綻しないのか?破綻するとすれば、何時、その時世界経済はどんな様相を呈するのでしょうか?  長年の僕の疑問に終止符を打ってくれたのがこの本です。 <詳細はブログへ> http://net-ksk.cocolog-nifty.com/keiei/2007/05/post_8446.html (★★★★★)
  • 松岡正剛: フラジャイル(ちくま文芸文庫)
    ちょっと変わったテーマの本です。難解な本です。サブタイトルが「弱さからの出発」です。「弱さ」をテーマにした本が売れるわけがありません。しかし1995年に出版され十余年、文庫になりましたから、僕のような弱虫の支持者がいたんですね。仲間がいてうれしいです。  飛行機の荷物に「壊れ物注意」の札を貼ってくれますがワイングラスの絵と一緒に「FRAGILE]と書いてあるそうです。 表紙を開けると 「使命、すでにそれが弱点である」 「意識、それがすでに弱点である」と書いてあります。 チャップリンでしたか? 「人生に目的なんかない」  先月生後九ヶ月になる初孫が、大阪から遊びにきました。早速抱きかかえましたが、両腕の感覚これぞ「フラジリティ」。  今こそ自他共に内包する「弱さ」「儚さ」を認め合う時代ではないでしょうか。 http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/12719134 (★★★★★)
  • 岩井克人 : ヴェニスの商人の資本論(ちくま文芸文庫)
    シャイロックとアントニオの裁判をたとえ話に利子の意味、資本の意味を説いています。旧約聖書では禁止している利子、シャイロックは裁判に負けてどうなったでしょう。   パンダの指が六本あったって知っていましたか?パンダの指も経済学の喩えになっています。貨幣とは「隠された一方的贈与である」などなど、経済学を勉強する機会のなかった人も、昔勉強したひともお奨めの一冊です。  資産を持っている方は、もしかしたらご自身の資産の運用も変わるかもしれません。 (★★★★)
  • トーマス・フリードマン : フラット化する世界 (上下)
    21世紀は格差の時代です。なぜ格差は広がるのか?この本に答えがあります。冒頭にコロンブスがアメリカ大陸を発見して帰国、イザベラ女王には「世界は丸かった」と報告しましたが、妻には耳元でこっそり「『世界はフラットだ』といった」と書いています。グローバリゼーション1.0の時代の始まりです。現代人の著者はそれを21世紀のインドで発見します。「世界はフラットだ!」  コロンブスから1800年頃までは国家レベルでのフラット化でした。その後2世紀の間は企業レベルでのフラット化です。そして21世紀は「個人のフラット化」がはじまっていると説いています。下巻では話は、フラット化への個人の対応、教育のあり方にまで及んでいます。  梅棹忠夫(情報産業論)A・トフラー(第三の波)の指摘が底流となり、具体的な表流となり、激流となって「世界は一つ」「個人格差拡大」して顕現しはじめているようです。     (★★★★)
  • 堤 堯 集英社インターナショナル刊: 昭和の三傑
    明治維新の三傑といえば、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允ですが、著者は鈴木貫太郎、幣原喜重郎、吉田茂の戦後三代の首相を昭和の三傑としてあげています。戦勝国アメリカ、東西冷戦という混沌とする世界情勢の中で、敗戦国日本の再生の仕掛けをアメリカとの虚実の駆け引きで作り上げていく様を活き活きと描いています。 (★★★★★)
  • 三国陽夫ー文春新書: 黒字亡国
    輸出至上主義の呪縛から日本人を解き放たないと、日本人はアメリカの奴隷で終わってしまう。なぜ若い頃あれほど頑張って働いたのに慎ましやかな老中生活するらままならないのか?本当の構造改革は今小泉・竹中政権が指向している方向ではなく、ドルと円の関係の見直しにあると説いている。 (★★★★)
  • 養老孟司著-ちくま新書-: 無思想の発見
    日本人は「無宗教」「無思想」「無哲学」と外国人から批判される。“何故なのか”そこからこの本ははじまる。「無」とは「ない」ではなくすべてのはじまり「ゼロ」であると著者はいう。そして「無思想」とは日本人の奥深くに刻み込まれているであろう、般若心経の「空」へと繋がっていく。強烈な言葉がP176にある。  「世間で倫理を実際に背負うのはフツーの人である。世間においては、倫理はつねに下々の働く現場に『丸投げ』される」 北千住の踏切事故も、踏み切りの遮断機を日々上下していた鉄道の社員が罪に問われて終わった。耐震偽装事件も一人の設計士の倫理が問われている。“これでいいのだろうかと私は思う。「それが現実だからしかたがない」と著者はいうだろう。だからこそ現実、現場から離れた思想には意味がないのだ。本の腰巻に「あきらめない。怠けない」「自分のからだで経験し、自分の頭で考えてはどうか。無思想という思想は捨てたものではない」とある。会社経営も”現場主義”が大事だ!「唯脳論」に出会って以来フアンになった。以来バカのように著作を読み漁っている。これが私の壁?なのかも知れないと思いながら。 (★★★★)
  • G・エドワード・グリフィン: マネーを生み出す怪物
    日本人は謀略説に嫌悪感を持っています。「まさかそこまで・・・」と思うのでしょう。出来ればそうあって欲しい願望がそう思わせるのではないでしょうか。この本はアメリカ連邦準備制度(FRS)の誕生とその隠された目的を明快に語っています。日本はすでにこの本に書かれているFRSの蜘蛛の巣にしっかり組み込まれてしまっているように見えます。日本の不良債権処理への疑問、なぜ国の借金が1,000兆円まで膨張してしまったのか、その答えのひとつがこの本の中にあります。そしてマネー(不換紙幣)という名の猛獣を飼い慣らし野に放つひとたち、自分はその猛獣使いの餌食にならないで、自律して生きることが出来るのか、出来ないのか、日本経済(自分)の現状と未来にそこはかとない不安を感じている方は必読の書です。 (★★★★)
  • 安達誠司: デフレは終わるのか
    日銀がいつ日本経済のデフレ脱却宣言をするかに注目が集まっています。株式市場の賑わいもありひわかに真実味を帯びてきました。デフレ脱却の後の日本経済はどうなるのか?昭和大恐慌のデフレと90年代のデフレとを比較しながら、デフレの本質、ポストデフレの日本経済の行方を明らかにしています。マクロ経済の書としてはとても読み易い本です。 (★★★)
  • ロジャー・ローウェンスタイン: なぜ資本主義は暴走するのか
    原題は「Origins of the Crash」です。答えは「Origin」は人間誰しも持っている『貪欲さ』」です。著書も沢山売れていますし、日本の大企業の経営者の中にもGEのジャック・ウェルチを尊敬している方も多いようです。日本人だったらきっと尊敬されないのではないでしょうか?ウェルチも結局、「貪欲」から逃れることはできなかったからです。エネルギーに溢れ、権力を握ったひとが尊敬に値するかどうかは「公正」であることです。日本の企業が歩み始めている株主資本主義の顛末を如実に描いてくれています。大事なことは「制欲」をいかに身につけるか?空と色の狭間を生きることの難しさを知ることができます。 (★★★)
  • 阿満利麿: 無宗教からの「歎異抄」読解-ちくま新書
    日本人は「自分は無宗教だ」という方が多いのですが、そうではなくて、「宗教とはなにか」「信仰とは」といったことを深く考えないできたからです。特に戦後は経済一辺倒で自分の「心の闇」を深く見つめることなく、表層でごまかしてきたことによるのではないでしょうか。近年の日本人の脆さ、日本社会の荒廃の遠因はここにあると思います。歎異抄は親鸞思想のエッセンスですが、著者は歎異抄を読み解きながら「宗教心とはなにか」を丁寧に説いています。本文中のこの一節が印象的です。「神仏に『幸福』を願っても実現しないという現実に気づいたとき、ようやく人間の無力や有限性、不条理が自覚される・・・・・・・求めるのは『幸福』ではなく、幸・不幸のいかんを問わず、この人生をいき切ることができる『強靭さ』・・・・・・・宗教はこうした強さをもたらすもの・・・・」  最澄は「山川草木悉皆仏性」といっています。宗教心は本来人間に備わっているもの、今の時代の困難さ、そしてこの本が日本人に自らの宗教心に気づかせてくれる縁になるのではないでしょうか。先入観を捨てて読んでいただきたい一冊です。 (★★★)
  • 谷口智彦: 通貨燃ゆ
    ドル預金をした途端に円高になり、為替差損で利息は帳消しといった苦い思いをしている日本人も多いようです。円高、円安と一喜一憂し、さて『元の切り上げは?』と経済の視点から通貨の強弱を見ていてはいつまで経っても通貨の問題は見えてきません。著者は通貨を国際政治の視点から説き、イギリスから基軸通貨の地位を奪うことで、アメリカは世界の覇権を握り、ニクソンショックで、「金・ドル交換停止」を宣言し、ドルを金のくびきから解き放ったとき「米国は誰の掣肘も受けない本当の覇権国へと成長してた」と書いています。グローバル化した今日、円、ドル、ユーロ、元の行方は経済を通して個人の生活にも多大な影響を与えます。お薦めの一冊です (★★★)
  • 村上龍著<幻冬舎文庫>: おじいさんは山へ金儲けに
    タイトルの「金儲け」を見ただけで、眼をそむけてしまう人も多い。ひとりの人間があるときはお金を毛嫌いしていながら、あるときはお金持ちを崇拝する矛盾を犯してしまう。この本はそうしたお金に対する偏見を排して、人生の伴侶としてお金を上手に扱っていく術を教えてくれる。「男が貧乏だったのは、世の中のことを何も知らなかったからです。世の中の仕組みや、基本的な考え方を何も知らないひとは、常にだまされて生きなければいけないので、幸福になるのがとても難しいのです。」この本の出版の目的がこの一文に表現されています。ペイオフ解禁、個人向け国債、401Kなどなどわからないことだらけ、自らに知恵をつけ自分を幸せにしたいひとにお薦めの一冊です。 (★★★★)
  • 立花隆: エコロジー的思考のすすめ
    1971年日経新書の一冊として出版された本、そのときのタイトルは「思考の技術」サブタイトルが「エコロジー的発想のすすめ」でした。多くの方に是非読んでいただきたい一冊でした。日経では絶版になりあきらめていましたが、中公文庫に納められていることがわかりました。日本人が本書かれている思考をしていたら、日本はもうすこしまともな国になっていたことでしょう。今からでも間に合うと信じて、個人の生き方、経営戦略にも活かしたい思考法です。 (★★★★★)
  • 山田昌弘: 希望格差社会
    著者は今の日本は希望を持てるひとと、持てないひとに二極化してしまったといい、勝ち組はさらに希望をもち、負け組はその格差のゆえに絶望すると書いています。その絶望ゆえに日本の二極化はさらに進み社会は不安定になるという。霧に隠れたとらえどころのない閉塞感の霧を吹き飛ばしきれいに見せてくれています。現実を見据えるためにお勧めの一冊です。しかし人間とは真に絶望したらそこから希望にむけてあらたな第一歩を歩みだすものと信じています。 (★★★★)
  • 橘木俊詔: 封印される不平等
    「一億総中流」の掛け声に庶民が浮かれている間に深く静かに進行してしていた不平等とくに「結果の不平等」が中流幻想をも崩壊させてしまいました。。しかしまだ自己認識したくない庶民(負け組)と隠しておきたい勝ち組。この本を読むことは今一度「機会の平等・結果の平等」ではなく「機会の不平等・結果の不平等」を身近な問題として捉えるいい機会になります。勝ち組、負け組という言葉も流行になりましたが、さて社会のエリートの方には次世代のための社会環境をどうするか、若い方は自分は、子供は孫はと自分の家族の未来を考える警世の一冊です。 (★★★★)
  • 松谷明彦: 人口減少経済の新しい公式
    21世紀の日本の大きな問題として「少子化、高齢化」が語られていますが、オブラートに包んだこの定義では傾向と対策は導けないのではないでしょうか。この本は「多死化」われわれ老中を生きているものも、まもなく停年を迎える団塊の世代も高度成長を担ってきたお前たちが「みんな死ぬんだぞ」と引導を渡してくれた本です。4つのK、個人、家庭、企業、国家このミクロからマクロまで未来を率直に考える視点として「いかに死ぬか」「死も計算に入れる」視点を提供してくれた本です。昨年この本が出版されてから新聞記事でも「人口減少・・・・」という視点で語られる記事も多くなりました。とりわけ老中個人の生き方の中に取り入れておきたい視点です。 (★★★★)
  • 矢吹邦彦: 炎の陽明学
    豪放磊落、倣岸不遜の河井継之助が唯一師と仰いだという幕末の偉人山田方谷の生き様を書いたものです。河井継之助が山田方谷に師事し、別れ際に土下座をしては師を仰ぎ、しばし歩いて振り返りまた土下座、三度繰り返し、その後どこにいても毎朝方谷の在所の方角に向かって礼を欠かさなかったそうです。この本を読むと儒学には朱子学と陽明学がありますが、いずれにしろ本来儒学も知識ではなく実学であり「より良く生きるために学ぶ」のだとうことが行間にじみ出ています。不況期になると構造改革、リストラクチャリングといい、上杉鷹山の事績が学びの対象になりますが、構造改革の事績は山田方谷の事績からみれば赤子のようなものです。農民から学問ひとつで身を起こした方谷は、藩財政の建て直しのため家老に抜擢され、公称5万石実高2万石、今の時代でいうなら粉飾決算借金まみれの備中松山藩を十年足らずで再建して、しまいます。弟子の河井継之助も三年で長岡藩の藩政改革を成し遂げています。今日本経済の危機に際して、官、民問わず組織のリーダーの方々にも構造改革の神様の英知を学べばたちどころに蘇るのではないでしょうか。八年前友人に薦められ以来座右の一冊になっています。 (★★★★★)
  • ジョン・K・ガルブレイス: 悪意なき欺瞞
    著者は日本人とりわけ我々老中世代には最も人気のある経済学者です。もちろん私も大のファン、若い頃から新著が出るたびに迷わず手にとってきました。それだけに多大な影響を受けています。この本は大多数の人々が意識的、無意識的に錯覚している政治経済にまつわる通説がいかに意識的無意識的に作られたものであるかを明らかにしてくれます。原題は「Innocent Fraud」となっていて、訳者は現役の経済学者でもあり「Fraud」を「欺瞞」と訳して少し好意的に棘をぬいていりますが、辞書を引くと「詐欺」という訳もあり、「無邪気な騙し」と訳すと少し注意深く読むことができます。この本は著者の過去の著作を貫く哲学のエッセンスでもあります。 (★★★)
  • 藤沢武夫: 経営に終わりはない
    本田宗一郎と二人三脚で、今日のホンダの経営の基盤を築いた著者の経営論。本田、ホンダふたつの”ほんだ”という拡大鏡を捨てて、素直に読むと業種業態、規模の大小を問わず経営戦略の土台を造る第一級の経営書です。ひとりの裸の人間の生き様として経営者といわずあらゆるビジネスマンにとって、哲学の上にビジネスを築くお手本として座右の書になるでしょう。何度読んでも涙がでます。 (★★★★★)
  • 今西錦司: 進化とはなにか
    著者は「進化とは時の流れと共に変わること」として、ダーウィンの競争進化論を否定し、棲み分け進化論を提唱する。  30才の頃この本に出会い思考が変わった。以来企業も企業間競争で倒産するのではなくて、世の中の変化に対応できなくなって倒産する」経営戦略に棲み分けをいれよう」と説いてきた。 (★★★★★)
  • 丸山瑛示: いのちの道
    人生の折々思い悩む度に、老子、道、タオといったキーワードで読み漁ってきて「いのち道」にたどり着きました。あたかも老子が直接日本語で語ったかのように優しく、穏やかに伝わってきます。陶芸家の著者が日々ろくろを回しつつ到達した境地なのでしょう。老子は私が私淑している今西錦司の進化論にも影響を与えています。日本には仏教以前に伝来して、日本人の精神形成には多大な影響を与えてきた老子、悩み多き今の日本人の心に灯を点してくれる一冊です。 著者のHP:http://lion.zero.ad.jp/~zak33880/ (★★★★★)
  • 玄田有史/曲沼美恵: ニート
    ニート(NEET)という新しい問題提起の本です。ニートとは、Not in Education、Education、or Trainingの頭文字で、働く意欲も、学ぶ意欲も、就職のための専門的な訓練を受ける意欲も失ってしまった若者のことです。失業やフリーターが問題とされるが、まだ働く意欲がある人々である。しかしニートは仕事によって未来を切り開く希望も持てない若者が25未満で40万人いるという。  年金問題から小子化が大きな問題になっているが、若者の数が減っていく上に、まったく未来に希望を持てない若者の割合が増えていくとすれば、日本の未来にとって二重に大問題だ。大人が勝ち組、負け組とか、グローバル化といっているうちに、子供たちは中学生のうちに未来に絶望してしまったようだ。国が勝ち組負け組を是認し、さらに格差を広げるような政策を取っていくと、負け組みから生まれたこどもが、ニートにになる率はさらに大きくなる。日本の未来に警鐘を鳴らす一冊。    (★★★)

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